みなさまこんにちは。
12月は師走(しわす)。漢字が表すように、びっくりするほど早く月日が経つ気がします。
実際は毎日平等に同じ時間を過ごしているのですが、それほどまでにあわただしい月なのです。
いつもであれば、12月24日ごろまでには年賀状の準備をしなくては・・・と昨年の住所録を更新し、プリンターのインクを買いに家電量販店へ。
そんな流れですが、最近では年賀状を書く機会がめっきり減りました。
オンラインでさくっとスタンプを押して完了される方も多いのでは?
大阪ウェディング&ホテル・IR専門学校のIR・ホテル&リゾート科とブライダル総合科の男子学生は1年次より書道を習います。
といっても、小学校で行ったお習字ではなく、業界に出てホテリエやホスピタリティの道を目指す学生にとって必要不可欠な日常にまつわる書道です。
自分自身の名前や、家族のお名前を美しくかけますか?
冠婚葬祭で使用するお祝儀・不祝儀袋にはどうやって記載すればいいの?
その時使うのは、大抵筆ペンです。
わざわざ、硯(すずり)を出してきて墨をすって書くのもいいですが、忙しい現代人にはなかなかなじみがありませんので、大阪ウェディング&ホテル・IR専門学校では「ペン字」を学んでいます。
美しい字、丁寧な字は見た人の心を和ませます。
ここでもホスピタリティが発揮されるところです。
今日は大阪ウェディング&ホテル・IR専門学校で書道の講師をしてくださっている中村先生がお書きになった書の展覧会を先生と一緒に見に行ってきました。
第60回記念 璞社(ぼくしゃ)書展
大阪市立美術館で行われていました。
先生に解説をいただきながら、日本の伝統文化のひとつである「書」から受けるすばらしさを感じます。
様々な専門家の作品が並びます。
普段は見ることのない書体もたくさんあり、初めての経験です。
これは「癒」という文字なのでしょうか?
作品にはそれぞれ作家の想いがこもっています。
こちらは先生の作品です。
今回の書展の文字が含まれています。
璞(ボク・ハク・あらたま)・・・みがいていない状態の玉
という意味があるそうです。
今回の書展のテーマに込められた想いを皆さんがお書きになっているのですね。
最後にみんなでもう一つの先生の作品の前で、先生を囲んで記念撮影をしました。
将来、ホスピタリティ業界を目指す皆さんが今日のこの作品から受ける世界観などが何かの役に立つことを願って。
中村先生、お忙しいところありがとうございました!
ホテリエはお客様にお手紙を書く機会がたくさんあります。
お客様にお届けしたいみなさんのおもてなしの気持ちが、きちんと文字で表現できるときっとお客様も喜ばれることだと思います。
文字はその人を表します。
親御さんから名付けていただいた自分の名前が美しい字で書くことができるのは素晴らしいことです。
自分を誇れる人になるためにも、身に付けるべきスキルの一つですね。
大阪ウェディング&ホテル・IR専門学校では日本の伝統文化をとても大切にしています。
ほんの些細なことが大きなきっかけや結果をつくることもあります。そういったことをしっかりと専門学校で学んで社会に出られるというのはとても大きな財産となります。
今だからできること、今しかできないこと、たくさんあります。
ホスピタリティ業界に進みたいと思っている方は、このような観点からも専門学校で学ばれることをお勧めします。人間力を上げる必要不可欠なスキルを身に付け、教養のある大人になりましょう。
ではまた次回のブログで。
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